学生たちの体験記
広告代理店
大学2年生
朝博:(ささ ともひろ)さん <参加期間: 3週間>
「このインターンシップで一番身につけた事は「知らないということを知る」ということです。」
◆今回の研修プログラム参加のきっかけは?
私がこのインターンシップに参加したのは、大学の授業などで学んだ知識が実際のビジネスの現場でどのように使われているのかを知りたかったという事と、海外のビジネスのやり方を肌で感じたかったからです。大学で授業を受けていても、この知識はいつ使うのか、どのような場面で役立つのかという事は実際に働いてみなければ分かりません。このインターンシップを経験する事で、残りの大学生活での学習をより充実したものにしたいと思い参加しました。
◆
ホームステイ体験の感想
ホストファミリーはとても優しい方々でした。あまり英語には自信がありませんでしたので、最初はとても緊張していましたが、ゆっくりと話してくれたり、何か困った事があるとすぐに解決してくれました。仕事が忙しく、あまり晩ご飯を一緒に食べられなかったのが残念でしたが、いつも笑顔で話しかけてくれるホストたちの顔はとても印象的でした。とてもリラックスしてホームステイが出来たので、慣れない仕事でも挑戦しようと思えました。
◆企業研修での研修内容
研修先では色々な事を体験させて頂きました。新聞の広告数を数え、集計するアドトラッキングや、エクセルやワード、パワーポイントなどを用いて調べたもの資料にまとめて報告したりしました。他にも、スーパーマーケットに置くPOP作りや、web上に載せる広告撮影のお手伝いなど、日本の大学生活ではなかなか経験できない事ばかりでした。社長の岩瀬さんの仕事には無駄がなく、一緒に働いた期間は短いものの、同じ職場で働けた事を光栄に思います。
◆週末はどのように過ごしましたか?
週末にはタクシーを予約したり、バスを乗り継いだりして色々なところに行きました。同じ大学の子だけではなく、他大学の学生さんとも交流をもつことができ、ディズニーランドに遊びに行ったり、アウトレットで買い物をしたり、サンタモニカの海で遊んだりととても充実した休日でした。知り合って間もない友達と行動し、同じ時間を共有した事ですぐに仲良くなる事ができて、かけがえのない友達になる事ができました。
◆1日のスケジュールを教えてください。
7:00 起床
8:00 出発
8:30 出社
12:30 昼食
17:30 退社
19:00 夕食
20:00 自由時間
24:00 就寝
◆プログラム全体を通じて感じたこと
このプログラムを通して自分に足りないもの、自分に出来る事が分かりました。例えば、コミュニケーションをとるのに必要な英語力はもちろんのこと、仕事で使うパソコンのスキル、ビジネスの知識、ワードで報告する際の一つ一つの言葉選び。書ききれないほど自分に足りないものがありました。毎日が新しいものとの出会いであり、発見でした。自分のことを一番知っているはずなのに何一つ知らない。この企業体験で一番身につけた事は「知らないということを知る」ということです。
◆今後海外研修を目指す学生へのメッセージ
自分のやりたい事が見つからない、仕事をするという事に漠然としたイメージしかないという人は海外研修に参加するべきです。たいそうな事を言える立場ではありませんが、このインターンシップは自分にとってとてもいい経験になりましたし、これからの大学生活にいい刺激を与えてくれる転機になりました。出会った人、話をした人がとても魅力的で少なからず人生に良い影響を与えてくれるものだと思います。海外で自分の知らない自分に出会ってみてはいかがでしょうか。