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学生たちの体験記

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稲葉 明(いなば めい)さん <参加期間3ヶ月間>

自分が動かなければ何も前に進まないことを実感しました。

◆参加したきっかけは?

私は、高校を卒業しても自分がやりたいことが見つからず、何もしたくないし、だからといって目標もないのに大学に行くのも嫌だしで、本当に人生に悩んでいました。この先どうすればいいのかとか、人生についても考えました。あまりにも考えすぎたせいか、だんだん考えるのがいやになってきて「2009年は大殺界から抜けるし、行動の年にするぞ~」ということで、今回企業インターンプログラムに参加させていただきました。なぜ海外、しかも学校ではなく働くことを選んだかというと、まず最初に、挑戦するのであれば大きな一歩を踏み出したいと思ったからです。言葉も通じない、知り合いもいない、困っても助けてくれる家族、友達もいないという厳しい状況に自分から飛び込んでいくことで、視野も広がるだろうし強くなれると思いました。次に、働くことで社会が見れるということです。しかも海外で働けるなんてまたとないチャンスです。私は日本でバイトをしたことすらなかったので、最初はとても不安でしたが、それ以上に新しいことに挑戦するという、わくわく感が勝っていました。「変わりたい」「成長したい」という強い意志が私を動かしてくれました。

◆研修ではどんな業務をしましたか?

業務内容は、テープ起こしや文章の作成、原稿修正など、パソコンを使った業務を中心に、時には取材に同行させていただいたり、デリバリーにでかけたり、コピーをとったりなど様々なことを経験させていただきました。どれも社会経験ゼロの私には初めての経験で、もちろん失敗もありましたし、うまくいかないことも多々ありましたが、研修先のみなさんがサポートしてくださいました。本当に皆さん温かくて、ユーモアたっぷりで楽しい職場でした。でも締め切り前はとても忙しくて、普段のジョークが一転!!ため息に変わることも…笑

でも終始楽しい職場でした。特にランチタイムは本当に楽しくて、あの時間のおかげで皆さんの中にスッと溶け込めたと思います。


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◆研修で大変だったことは?

私のホームステイ先は、研修先から自転車で40分かかる場所でした。毎朝40分かけてオフィスに行き、40分かけて家に帰る日々でした。しかも若干の坂道…それにアメリカは車の運転が荒いんです。でも信号待ちをしているときにメキシコ人のおじさんが話しかけてきてくれたり、掃除のおじさんと挨拶を交わしたり、たまにリスに遭遇したりで、40分の道のりも全く苦になりませんでした。なにもかもが新鮮で刺激的で、自転車通勤だったからこそLAを肌で感じることができ、車なら気づかないような景色もたくさん楽しめました。それにいい運動でしたね。

◆ホームステイはいかがでしたか?

最高!!この一言に限りますね。本当にいい家族です。笑顔と歌声が絶えないファミリーで、私も歌うことが大好きなので毎日がカーニバル状態でした。最初から自然と溶け込むことができて、最後は本物の家族のような絆を感じることが出来ました。ホームステイしてちょうど1ヶ月が過ぎた頃、わたしが部屋で泣いているとホストマザーが声をかけてくれました。そして『Mei!All things shall pass』と言って笑顔で励ましてくれました。それからは私はその言葉が大好きになって、辛いことがあるたびに思い出すようにしています。子どもたちも私のつたない英語を理解してくれて、毎日のように教えてくれました。話のたえない明るいCrazyな家族です。家族のおかげで私の英語もだいぶ上達しました。学校に行かなくても「学ぼう」「話そう」という意志さえあればいくらでも英語は学べると思います。

◆一日のスケジュールを教えてください。

6:40    起床&シャワー

7:30    朝食(マフィンを自分で用意)

8:15~   出社(自転車で40分かけて)

9:00~13:00   午前の仕事

13:00~14:00   お昼ごはん(お弁当を注文)

14:00~17:00   午後の仕事

17:00~19:00   帰宅(日本に電話したり、帰りにモールに買い物に行く)

19:30~21:30   夕食&ホストファミリーとのトークタイム

22:00~     就寝

◆休日はどのように過ごしましたか?

最初の頃は、慣れない土地でどうしたらいいのかわからなかったので、ホストファミリーと一緒に出かけたりしました。ディズニーランドにも家族と行きました。1ヶ月くらいたってLAに慣れてくると、自分で地図をみて自転車で海やモールに行きました。そこで友達ができたりして英語を話す機会がどんどん増えていきました。やっぱり自分から行動することが大切だなと感じました。他にも、研修先のソフトボールチームのメンバーに入れてもらい、週末は時々ソフトボールを楽しみました。普段オフィスでは見れないオフモードの皆さんがとても新鮮でした。本当に楽しい週末を過ごせたのですが、ひとつ残念だったのが車をもっていなかったということです。もし遊ぶとなっても誰かが私を迎えにきて送らないといけないわけですから。車があったらもっと色んな所へ行けたのに…残念です。

◆アダルトスクールでの経験を教えてください。

3ヶ月目に入った頃、言いたいことがあるのに、どう表現すればいいかわからず結局言うのを諦めてしまっている自分がいることに気づきました。同時にアメリカが大好きになって、もう一度来たい、将来はこっちで住みたいと思うようになりました。ならばやることはただひとつ。英語の勉強です。仕事にもちょっと慣れてきたところだったので、上司の方に話し、午前中はアダルトスクールに通うことを了解して頂きました。私が行ったアダルトスクールは日本人がおらず、かつ少人数だったのでとてもよかったです。年も国も違うけど、みんなとてもフレンドリーでここでもすぐに溶け込むことができました。先生が話す言葉はもちろん英語!初めの頃は、英語で英語の授業を受けることにとても違和感を感じました。クラスでは、恥ずかしがらずに積極的に授業に取り組むことで、英語力はどんどん伸びました。みんな英語が話せないから学校に来ているんだから、周りを気にせずどんどん発言すれば、いつの間にか少しずつ話せるようになっていました。

◆この研修で学んだことは何でしょうか?

毎日学ぶことばかりで、日々勉強でした。その中でわかったのは、自分から動くことの大切さ。自分が動かなければ何も前に進まないことを実感しました。日本にいれば親がなんでもしてくれるし、助けてくれる人もまわりにいて甘えれる環境にいるから、自分が動かなくても前に進んでるような気がするんですよね。でもアメリカでは自分で動くしかないんです。アメリカに来るという時点で大きな一歩を踏み出してるから、それも自信につながりました。また、文化の違いから学んだことは多かったです。優柔不断な私は、初めはなかなかYesとNoをはっきりいえなくて、困惑した部分もありましたが、だんだんNoということが失礼ではないとわかってきて、自分が望まないことにははっきりNoということができるようになりました。インターン体験で学んでことは、『責任感』。今まで人に頼って生きてきた私が感じたことのない感覚がこの3ヶ月で身につきました。どんな仕事であれ、頼まれたら責任が伴ってきます。頼まれた仕事に一生懸命取り組む。そうすることでいつの間にか自然と私の中に責任感が芽生えていました。これからは仕事だけではなく全ての行動一つ一つに責任を持って行動したいと思います。

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