セールス&マーケティング

学生たちの体験記

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大学2年生
川俣彩子(かわまた あやこ)さん <参加期間6週間>

「この研修を通して、チャレンジすること、行動することの大切さを学びました。」

◆  インターンのきっかけは?

この海外インターンに参加したきっかけは、参加する事によって単位が取れるという事と、長い春休みを有効活用したいと思って参加しました。それにホームステイも初めての体験だという事もありました。

◆  初めてのホームステイの感想

ホームステイはイメージしていたものとは違いました。勝手ですが、ホストファミリーはもっと色んな所に連れて行ってくれたり、色んな話をしたり、という考えを持っていましたが、今のホストファミリーは自分たちの予定を大切にする家族なので、”ホストはホスト”、”私は私”でした。

研修先の人に相談してみると、「ホストファミリーには色んな人がいて、ホスト側は収入の一部としているからホームステイが成り立っていて、あちこち連れて行ってくれる人は少ないしそういうホストに当たる方が珍しい。色んな家庭があるように、アメリカでのホームステイといっても色んな家族があるよ」、と言ってくれたんです。それを聞いたら私も”何してくれたらいいのに”と望まなくなり、この環境を受け入れる事ができました。

初めてのホームステイ体験でしたが、このような環境の家庭だったからこそ何でも自分でやらなきゃ、という意識が生まれ、自分のできる事をして休日を過ごし、自力で行けるスーパーに行き、週末の予定も自分で情報収集、自分のできる範囲で行動することができました。

◆  ホームステイでの不安は?

ホストファミリーとのコミュニケーションに不安がありました。私も特に自分の事を話す性格ではないので、ホストファミリーと一日どんな事があったかという会話はほとんどなく、大きいイベント(サッカー観戦、NBA観戦、グランドキャニオン旅行など)があるときに、自分からコミュニケーションを取ってみるよう努力するという形でした。コミュニケーションは努力はしたけどもう少し頑張りたかったです。

◆  ホストファミリーはどんな家族?

ホストファミリーの家族構成はご夫妻と5歳の男の子です。日本での日常生活(バイトも含め)では小さい子と関わる事はなかったので、初めはその子供に対してどう対応していいかわかりませんでしたが、お子さんはすぐに懐いてくれて、次第に私の家でのスケジュールはこの子中心としたものとなりました。毎日「Let’s Play!」と言われ、隠れる所が3箇所くらいしかない私の部屋で何度もかくれんぼをしたりと大変だったのですが、この子のお陰でホストファミリーに馴染んでいく事ができました。それに私はスペルはわかるけど話せない、その子は話はできるけどスペルはわからない、という反対に立場にいる関係だったので、私がお子さんにスペルを教えてあげたり、その子が私にRとLの発音の違いを教えてくれたりもして遊びました。慣れない環境での滞在で初めは大変でしたが、いい体験ができてよかったです。

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◆  インターンシップ企業と業務

研修先は日本でも有名なコンビニエンスストアのアメリカ法人ヘッドクオーターで研修させていただきました。研修先では主にPOP関連のお手伝いでした。(POPとは、ポイント・オブ・パーチェスの略で、売り場で商品を直接宣伝する広告物の事。)店舗から回収されたクーポンを数えたり、イベント事に配るエコバッグの用意、ガラポンの景品数え、店舗に行って設置をチェック作業、店舗オープニングのお手伝い、店舗内でサンプル食品を提供、郵便物の仕分けなどをさせていただきました。

サンプリングはすごく楽しかったです。LAダウンタウンのFigueroa Streetにある店舗で、ティラミスの販売促進の為、店内にいる人にサンプルを配りました。その時はティラミスの発音だけ聞いて、”Please try this ティラミスウ”と声をかけながら回りました。お客様は”Oh Thank you!”と受け取ってくれたり、”今はいりません”とはっきり言われたり、商品に対して色々聞いてきたりと、興味がある人もない人も会話があり、日本とは違うなあと勉強になりました。

◆  インターン先での悩み

研修時間は月曜~木曜の10時~3時、4時までだったので、せっかくの海外研修なのでもっと長い時間働きたいなと思い相談したところ、研修時間を増やしてくれる事になりましたが、単純な事務作業が多いので、時間は長くなったとはいえ何をできるのかなあと不安でした。

業務内容は物を切ったり、数えたり、片付けたりの単純作業が多く、自分の中でも6週間モーチベーションを高めるのが大変でした。単純作業でも仕事は仕事、誰かがやらなければいけない、社会に出たらやりたい仕事だけじゃない、という事は重々わかっていたのですが、せっかくアメリカに来たのにもっと色んな仕事を見てみたいやってみたいという思いがあり、自分自身それが悩みになっている事に気づきました。毎日日記をつけていたので日記を読み返しても、研修当初は”今日はこんな事を習った”と楽しい日記なのですが、後半には”またこの仕事だ。。。”と書いてあり、自分自身のモーチベーションも結構下がってました。

◆  試練を乗り越えて

悩んで1週間くらい経った時、LCEスタッフに相談してみたり、同じ研修先で1年くらいインターンされている先輩に打ち明けてみたんです。そしたらその先輩に、”それは試練だね。その業務は以前上司自らがやっていた仕事だったし、私もインターンとして入社したての頃はその仕事を山ほど片付けたんだよ。”って言われたんです。それを聞いた私は”ああ、これは試練なのかあ”と素直に受け止める事ができ、そう考えればやっていける気がしてきたんです。それに、今は重要なポジションにいらっしゃる上司やこの先輩も、地味で大変な仕事をしている時があったんだあとわかって、不満は解消され自分の中で物の見方考え方が変わったんです。それ以降どんな業務でも、”またこれか。。。”という気持ちでなく、”これは試練。よし、やるしかない!!”という心持ちに変わったんです。色んな人に私の気持ちを聞いてもらって、皆さんの意見も聞けて、自分の中で吹っ切れたんです。

その後のある日、各店舗500枚のフライヤーを数えて用意するという業務をいただいた時、ちょっと前の私でしたら”え、本当!?”と思ってたかもしれませんが、”よし!”と、素直に頑張ろうと思えるようになりました。

このような過程を経て、就職すれば知識も増え、実力も付き、次のステップが待ってるんだなあという事を習うことができましたし、又、小さな出来事なのですがそれを実感した一瞬があったんです。ある日の新店舗オープンの時、スタッフの方が”会社ロゴ入りの紙袋がどこにあるかわからない?”と私たちに質問されたんです。誰もどこにあるかわからなかった紙袋でしたが、私が数日間、 “味塩●●袋。。。”ポテトチップスの袋を数えたり、ガラポンの景品を片付けてたり、T-シャツの数を数えたりと、数え仕事をしてたあの会議室に、そのロゴ入り紙袋があったのを思い出したんです!私だけがそれを知っていて、それをお伝えし、お役に立つことができたんです。本当に些細な事なのですが、このような積み重ねで仕事や環境に慣れていき、次のステップに続いていくんだなあ、と実感する一瞬でした。

◆  インターンに来てよかった!

このマーケティング部署には私の他、二人のインターン生がすでに働いていたんです。私よりちょっと年上の女性と、私と同い年で1年間アメリカの学校に留学している男性。このインターンに来てよかったなと思ったのは、この二人の意見、そしてその他にも色んな人の意見を聞けたことです。この6週間の研修内容を振り返って、やっぱり今でも将来、クーポンを数えたいとか、”海外でこれがしたかった!”という訳ではありませんが、同じ境遇で働いている人から私が知らない話を聞いたり(部長自らがPOP業務をされてたという事など)した事も刺激的でしたし、自分の人生についてや仕事について色んな人の話しが聞けて、私も真剣に考えなきゃと思いました。

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◆  サンタモニカに一人旅

ある週末、一人でサンタモニカに行ってきたんです。事前にどのバスに乗って、どこで乗り換えて、途中でガイドブックに載っているパン屋さんに行くためにはどこで降りればいいのかなど調べて行きました。予定していたバスに乗って迷わずに行って帰ってこれたんです。たった片道2時間の旅でしたが、どんな買い物をしたわけでもなかったのですが、この行って帰ってこれたという過程に達成感を感じる事ができ、自分の自信になりました。

◆  一日のスケジュール

8:00         起床。ホストの子供と遊びつつ自分の準備。(Let’s Play!と言われる前にある程度準備。)

8:30         朝食。朝食はシリアル、オートミール、パン、サラダなどを自分で用意をする。

9:30         家を出る。徒歩で会社に向かう。

9:45         出社。

10:00~12:30    午前中の仕事

12:30~13:30  昼食。(初めのうちはサンドイッチを作って持っていったり、

           会社の人と日本食スーパーのフードコートで食べたり、サンプル商品を頂いたり。)

13:30~16:00か17:00 午後の仕事。月火は4時まで、水木は5時まで。金曜日はLCEで研修。

16:00か17:00   家に帰る。誰もいない場合はシャワーを浴びたり、メールしたりと自由時間

17:30~18:00  ホストが帰宅。夕飯ができるまで子供と遊んだり、料理の手伝いをしたり。

18:30 ~    夕食。夕食が終わってからは私の部屋で子供と遊ぶ。

20:00 ~    子供のシャワー時間。子供はシャワーの後は本を読んで寝るので、やっとフリータイム。

           子供が寝たら親も寝るというパターンなので、静かにしなきゃいけないのかなあと思い、

           日記を書いたり、週末の予定を立てたりと、自分の部屋で過ごす事が多い。

23:00 ~     就寝

◆  今回の海外研修で得た経験

まずは自分で考える事。現状に不満を持って溜め込んでしまうと、自分の中で気持ちを整理をするのが大変だけど、とりあえず自分で考える。私も勝手に想像してた理想と、自分の置かれた現実が違ってがっかりしたり不満に思ったりしたけど、そこで自分の考え方を変えれた事が大きな成長でした。

この研修を通して、チャレンジすること、行動する事の大切さを学びました。これからは小さなことから自分のやりたいことは積極的に行動に移していきたいと思います。そして、今回で自分の向き不向きが少しわかった気がするので、これから控えている就職活動に活かしたいと思います。自分探しをして、自分がやりたいこと、楽しいと思えることを仕事にできるように視野を広げて、自分に本当に合ってるものを見つけたいと思います。

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