学生たちの体験記
旅行会社
大学2年生
神谷美保子(かみや みほこ)さん <参加期間4週間>
「同じプログラムでも何を学んでこれるか、これないかは自分次第です。」
◆インターンのきっかけは?
学校のホームページで、学校が実施しているインターンシップを調べて国際センターに問い合わせた所、そのプログラムは国際学科の学生のみに提供しているものだと言われ、他の手段はないかと思い学校のキャリアセンターにアドバイスをもらいに行ったんです。そこでこのプログラムに関するパンフレットをいただき参加する事に決めました。
◆インターン企業での研修内容は?
研修先は旅行会社でした。初日、二日目はオリエンテーションで旅行業界の説明、電話の取り方、コピー機の使い方などを教えていただき、又担当者の方から「研修が短期間なので自分で考えての業務を与えるのは難しいけど、与えられた業務の中で色々学んでくださいね」というお話をいただきました。前半はセールス&マーケティング部署で、後半はツアー企画部署での研修でした。ホテル施設の視察に営業同行し、ミーティングルーム、客室、トレーニングルームなどを見て回ったり、ファイリング、データ入力(エクセル)などの業務をしたりしました。主にコンピューターを使う業務が多かったですね。PCが初心者なので大変でしたが色々と学ぶことが多かったです。
◆ホストファミリーは?
ホストファミリーの家族構成はご夫妻に姉妹の4人家族。近所にはお祖母さんとその息子さんが住んでる家があったので、会社から直接お祖母さんの家に帰宅して、そこで晩御飯を食べて、そして家に戻る、という生活でした。食事は、ご家族がフィリピン系だったという事もあり、思っていたようなヘビーは食事ではなく、かえって日本よりヘルシーな食事でした。
ホストファミリーとは食事時以外は会話をする機会があまりなかったので、これでいいのかなあ、という思いはありました。それに何人もの学生を受け入れた事がある家族だったので、学生を受け入れる事に慣れていて、私が来ても家族のスタイルには何の変化も及ぼすことはなく、私がこの家族の日常生活にポンと来た感じがしました。ですので自分が努力をしないと、ホストと話さなくてもやっていける環境でした。
来て1週間くらいは時差ぼけで眠かったので、研修先から帰ったらすぐ寝るという生活でしたが、それ以降はなるべく人が集まりやすいリビングルームに行って、ホストと話す機会を増やしたりしました。
◆一日のスケジュール
7:30 起床
8:35 家を出てバス停まで歩く。朝はバスが10分~15分遅れ、夜は5分くらい遅れるか調度に来る。
9:15~9:20 出社
9:20 ~ まずみんなでコーヒーを取りにいき、今日やる事を担当者に聞く。
12:00 昼食
13:00 午前中に終わらなかった仕事の続き。
17:30 会社を出てバスで帰宅。
18:30 ホストファミリーのおばあちゃんの家に到着。
大体みんなは食べ終わっているので、一人で夕食を取る。
19:00~20:00 ホストファミリーと家に帰宅。
20:00 家についてからは各人部屋も戻り、TVを見たりコンピューターをしたり自由時間。
22:00~23:00 就寝。ここにいると自然と寝るのが早くなる。
◆ひとこと
この体験を通して、やった事、感じた事を日記を書くといいと思います。ホームステイだけではなく、実際に企業で働くというプログラムでしたので、楽しいだけではなく大変なこともありましたが、よい方たちに恵まれて本当に貴重な体験をすることができました。しかし同じプログラムでも何かを学んでこれるか、これないかは自分次第です。最初の少しの勇気と、目標を持って努力することが大切だと感じました。これからも何事にも挑戦していきます!