Lighthouse(メディア)

学生たちの体験記

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大学2年生
秦 玲子(はた れいこ)さん <参加期間:2週間>

ライトハウス・編集部でインターン漠然とした「アメリカで働く」ことを具体的に実感できた

◆プログラム参加までのいきさつ

中学、高校は軟式テニス部の活動に全力投球する毎日だった。高校ではキャプテンを務め、ひたすら先生の指示に従って部員を統率することに力を注いだ。

大学生になると、学校生活や部活のときのように何かをしなければ叱られることはなくなったが、逆に自分から計画して行動していかなければならないことに戸惑いを感じた。時間が自由に使える学生の間にできるだけいろいろなことをやりたいと思い、2年生になると1年生のサポーターとして、ボランティアで学校生活のオリエンテーションなどに参加。また夏休みを利用して、タイのスラム街の視察研修に参加し、日本とはあまりに違う世界を垣間見て衝撃を受けた。イギリスへの短期留学も経験し、外の世界への視野を広げるなか、2年生も終わりに近づき、そろそろ就職を意識する時期となってきた。

友達から、アメリカでホームステイと企業インターンシップが経験できるプログラムを紹介され、興味を持つ。現地で暮らす人の生の生活を体験できるホームステイと、自分が興味を持っている出版・広告業界でのインターンの両方が叶うということで、参加することに決めた。

◆1日のスケジュール

7:00 起床。身支度。
7:30 朝食
8:30 自転車で会社まで15分くらいで到着。
9:00 資料の作成、整理、学校への電話、研修生へのフォロー電話、郵送物の手配など。
12:00 ランチタイム
13:00 午後の仕事開始
17:00 仕事終了。自転車で帰路につく。
17:30 ホストファミリーとだんらんし、家かみんなで外食に出かける。
19:00 ホスト宅の長女と一緒に話をしたり時々外へ買い物へお出かけ。
23:00 就寝

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◆「研修の運営サポート」業務の幅広さに驚き

私はLAの日本語情報誌「ライトハウス」の編集部で2週間インターンシップをしました。初日からいきなり、裁判員制度についてのセミナー取材のテープ起こし(録音テープをひたすら聞いて、それを文章に打ち直すこと)をしましたが、専門用語が結構多くかなり長時間がかかりました。他にさせていただいた主な仕事は、ローカルでのイベントのネタ探しをネットやチケットマスターのサイトで探したり、過去に発行した本の記事タイトルをエクセルでまとめたりなど、バックヤードのお手伝いが中心でした。でも最初の週に編集企画会議があり、「面白い企画があれば出してみて」と言われ、思いつくものを全部提案しました。いいテーマを考えるのはなかなか難しかったですが、どれか採用されるといいなと思います。

編集部には4人いらっしゃいますが、皆さん大変忙しそうな毎日。私が出社したらもう来ていて、帰るときもまだいらっしゃる、というのが普通。一体いつ、寝ておられるんだろう、と不思議に思うくらいでした。でもきっと、一生懸命作った本ができあがったら、さぞカワイイと思うものだろうな、と想像します。

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編集部の方を始め、デザイン部、営業部の方は皆さん仲良くて、初日緊張していた私も、毎日会社に行って仕事をするのを楽しみにして出勤していました。

インターン期間中、一区切り付いて何をしていかわからないときは、できるだけ話しかけようと努力するようにしていました。皆さんお忙しい業務をされていますが、お聞きするとしっかり指示をいただいたり、提出した原稿のコピーに赤入れし、見出しの付け方などを教えていただくなど、とても勉強になることばかり。一度「アメリカで働く」というコーナーの取材に同行させていただきました。メイクアップアーティストの方が話される「好きなことをやり続けるのが成功の道。やり続けたらステップアップしていきます」というお話は、とてもエネルギッシュでいい刺激になりました。

日ごろの生活の中で同世代の友達同士だと、何かプロジェクトをするのも気兼ねなくコミュニケーションできますが、大人の人の中に入って、しかも仕事の場面で自分から何かを働きかけるのは、最初すごく勇気が要りました。でも、それもだんだん積極的に言えるようになりました。仕事を片付けたら自分からまた仕事を見つけに行く。これからの生活の中でも、このことを思い起こしていきたいですね。

それと、職場に入らせてもらって1日1日が大切なんだと感じました。毎朝、記事や広告制作の進行状況を共有する会議をされていましたが、次の日までに色々な記事や広告が仕上がっていき、1日で本作りが完成に近づいていってることが実感できました。日本で何となく過ごしていたら、あっという間に1日が過ぎてしまいますが、とても凝縮していると思いました。あと、それぞれの人が持ち場ごとに責任を持って仕上げていくんだ、ということもわかりました。

もともと興味があった出版、広告の現場に入らせてもらいましたが、1ページの広告に入れられている写真やコメント、文字の大きさやデザイン次第で、「これはすごい!」と思わせられるものが作れるって、とても面白そう。やはり将来は、雑誌や広告などの業界で仕事がしたいと思いました。

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◆ホームステイ先について

ホームステイ先は、お父さんお母さんにおばあちゃん、そしてティーンエージャーを含め、子供が4人という大家族。フィリピン系の方ですが、子供達はアメリカ生まれのバイリンガルです。最初の週に、一度お寿司を作ったらすごく喜んでくれて、それをきっかけに長女の19歳の娘さんとすごく仲良くなりました。私の英語は単語を並べるだけで精一杯なのに、一生懸命聞いてくれるやさしい子で、お寿司のこと、将来の仕事のこと、アメリカと日本の違いなど、色んなテーマについて話ができました。

でも、やはり自分の英語力のなさを痛感しました。日本の英語レベルはまだまだと言われてますが、ホストファミリーのようにフィリピン語と英語が話せて普通というような世界に比べると、もっと日本でも英語を勉強しないといけないと思いました。

◆参加する前に準備・勉強しておいたらよかったこと

・日本の写真:ホストファミリーとのコミュニケーションで、日本の文化、家族のことなどを話す機会が多く、それには写真がとてもよさそう。着物の説明をするとき、成人式に撮った写真を持ってきたらよかったと思いました。
・インターンに行く会社のwebサイトを読むこと:行く先の会社のwebサイトがうまく探せずに、事前にあまり情報収集しませんでしたが、どうせならしっかり業務内容などをチェックして来たらよかったと思いました。
・ホストがスリッパを用意してくれてましたが、靴のままの家も多いようなので、簡易なスリッパを用意しておいてもよいかも。

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