ロサンゼルス郊外トーランス市ビクター小学校

学生たちの体験記

ロサンゼルス郊外トーランス市ビクター小学校

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広島県から参加
鍵本 由美子(かぎもと ゆみこ)さん <参加期間:2週間>

『語学のベテランでさえ、子供達の英語には戸惑う事ばかり!?』

◆鍵本さんは過去に外資系企業で勤務をされていたのでコミュニケーションは楽だったのでは?

それなりにビジネス英語には自信があったのが落ち込むくらい随分鍛えられましたよ。いざ教室に入ってみると先生の使う教育業界用語は一般辞書には表記されていないし、日本で使うテキストなどには絶対出てこない言葉なので、その単語の意味自体から訊ねないとなりませんでした。子供達の英語自体もかなりブロークンだし、それ以上にPopcyclje(アイスキャンデー総称)などと全く私のボキャブラリー外の言葉が沢山交わされていてかなり戸惑いました。それでも丁寧に訊ね返し食いついて行ったのですよ。

◆この2週間全体に対しての印象は?

そうですね。一言で2週間は短すぎると思いました。アメリカでは教授法や指導方法にしても先生一人一人が自分の学んだ方法を各自実践しているので、教員の質によりクラスで教えられる事柄自体にもかなり幅があるように感じました。ですから配属先だけの短期間の経験をアメリカ全体で行われている教育法だと捉えるのは無理があると思うのです。そもそもアメリカでの教授法を一から吸収するためにはアメリカの大学で専門的に学ばなければならないのは理解できますが,,,。そこで私は担任の先生にお願いして3,4,5年生などの教室も見学させてもらったり、となるべく見識を広める努力をしてみました。

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◆アメリカの子供達についての感想は?

私は子供自体は大好きなので、可愛さは世界中どこへ行っても基本的には同じだなと感じました。あえて言うならアメリカの子供達はちっちゃくても一所懸命自分を主張しているし、生きようとする力は強いと思いました。日本ではぼんやりしていても置いていかれる事は少ないですが、こちらは多種多様な人種もいるし自己主張しないと忘れさられた存在になってしまうような気がします。その反面、教室内規律やルールはかなりしっかりされていて、周りに迷惑をかける子供や先生の言う事を聞かない子供は罰則としてクラス壁際に座らされたりと、今の日本では有り得ないような規則もありました。

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◆学校外の生活はどうでしたか?

ホストはイタリア系家族で11歳、12歳の子供達がおり、自分と境遇が似ていて良かったです。週末は手作りパスタを練るほどの家庭でしたが、ご主人はイタリア語が第一言語なので英語が上手ではなく、コミュニケーションに苦労しました。全てが自分の思うとおりい行く訳ではありませんが、こうして世界中の人が移民として集まるアメリカの一面を垣間見る事ができましたし、週末は教会へ行き普段知らない点を体験できたのもホームステイのメリットだと思います。最後の晩には奮発し、私が海際のシーフードレストランにご家族を招待しディナーを楽しみました。ただ、私は広島出身なので広島カープからドジャーズに入団した黒田投手の活躍を見たかったのにチームが遠征に出ており観戦できなかったのが唯一の心残りですね。

◆これから参加される方にメッセージをお願いします。

私は日本で中・高学年の英語を教えているのですが、今回の研修では小学校一年生のクラスに配属されました。年齢が違えば教授法なども違って来るので、他学年クラスなどを見学させてもらい見識を広めるようにしました。これから参加される方へのメッセージは、参加者自身が自己ニーズと学びたい事をはっきり意識して参加する事をお薦めします。そうでないと表面だけを見て帰ることになるし、子供達に囲まれなんとなく過ごしただけの思い出になりかねないですからね。

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