ロサンゼルス郊外トーランス市トーランス小学校

学生たちの体験記

ロサンゼルス郊外トーランス市トーランス小学校

ロサンゼルス郊外トーランス市トーランス小学校

佐賀県から参加
執行 陽子(しぎょう ようこ)さん <参加期間:2週間>

『アメリカには色々な人種の子供達がいる事を日本の教室で伝えたい!』

◆今回の研修の参加動機は?

私は佐賀県の複数の小学校を担当し英語を教えているのですが、今回はこのような研修の案内があり、実際に自分の教室でも活かせる経験を持って帰りたいと思ったのが参加の動機です。

以前にイギリスに一年間ほど留学経験があるのですが、アメリカでこうして生活するのは初めてでした。曇りの多いロンドンに比べ南国的な気候のロサンゼルスはその天気のせいか人々がフレンドリーで開放的、道行く人でも目が合えば『Hi!』と挨拶するし、環境が人々の性格を変えるのか!と実感しました。バス通勤だったのですが、間違えて乗ってしまったバスでは運転手さんが料金を受け取らなかったり、降りる場所を教えてくれたりと、当初のアメリカは怖いから、とても親切だというイメージに変わりました。

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◆日米の公教育の違いは感じましたか?

はい、学校システムの違いは数多く感じる事ができました。日本の学校はしっかり知識をつけさせ学力を伸ばそうとするのに対し、アメリカでは理科授業にしても知識をしっかりつけさせるよりそこから発展させて考えさせたり、算数授業などではクラス内での進行度や学力差が大きくても、先生はあまり気にしている様子はありませんでした。授業の違いも感じましたが他に『ハワイアンデー』『スクールカラーデー』や『将来なにになりたいかの服装をしてくる』など登校する事がイベントになるような仕掛けが多い気がします。

◆教室ではどんな事をしたのですか?

担任の先生は大変親切で、質問した以上のことを教えてくれましたし教材なども沢山くれました。授業は児童一人一人の学習能力に合わせ自分達のペースで学ばせるためグループ分けしていましたので、そうしたところで教えてあげたりしました。

実際大人が子供に対し『こうあるべき』と言う態度を取るのも大切ですが、『みんなそれぞれ違うんだから』と思ってあげると子供達は気が楽になるのだと思います。他に理科の時間でカエルの事を学習した時には、折り紙で飛び跳ねるカエルを作ってあげたら皆喜びました。授業時間以外の休み時間(リセス)には児童達と過ごすようにして交流をはかりました。

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◆滞在全体を通してどんな事が心に残りましたか?

アメリカのライフスタイルの違いにビックリしました。ホストのお父さんは日系人で市職員なのですが一日の労働時間が少し長いフレックスタイム制を取っており、2週間に一度は金曜日もお休みになるのです。また普通の日も帰宅後の夕食後に家族で卓球をして遊んだり、また近所の犬の散歩をしてあげたり、と日本では想像できないほどゆっくり流れる時間と暮らしに少し羨ましくなりました。ロンドンにホームステイした時はほぼ間貸り的生活でしたし、毎日ジャガイモの連続でついには拒否反応まで出てしまう程でしたので今回は研修外でも楽しむ事ができました。

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◆この経験を今後どのように生かしたいですか?

アメリカの教室には数多くの人種の子供達がいる事、個人を尊重すると尊重すべきルール、分かり易い所では教室の飾りつけやこちらでしかない教材なども日本の子供達に教えてあげたいです。逆にアメリカでは給食にピザ一枚だったりしますので食育の重要性や、体育時間は走るだけ、だったりするので、そうした日米の違いを肌で感じる事ができたので、今後は更に日本の良い点などにも留意して指導して行きたいです。

◆今後参加を考えている方にメッセージを願いします。

子供達の中に飛び込ねば飛び込むだけ達成感を得られると思います。
是非飛び込んで見て下さい。

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