企業インターンシップ研修

受入れ企業インタビュー

ロサンゼルス最大の日本語メディア・ライトハウス
Lighthouse

President  込山 洋一(こみやま よういち)さん

四国の漁師町で育った幼少期は、いつも外の世界を見たいという衝動に駆られていた。商船学校の外洋研修で1年間海外を回り、最後の寄港地カリフォルニアのロングビーチに降り立った時、「でっかいなぁ。ここに住んでみたい」という思いが込み上げてきた。仲間が日本の会社で就職するのを横目に見ながら「アメリカに行く」と単身渡米。スーツケース1つでロサンゼルス空港に降り立ったのは20歳のときだった。皿洗い、配達、掃除、できる仕事は何でもした。日本からの子女(小中学生)を対象にした学習塾が安定してきた頃、もっといろいろな人に会えたり、情報が集まってくるような仕事がしたいと思い、日本語情報誌を立ち上げた。世間知らずで営業もしたことがなく、トレーナー姿で訪問したり、失礼な対応でお客様に怒られたことも数知れず。でも常に謙虚な姿勢で人の話を聞き、人の懐に入っていくうちに、少しずつ応援してくれる人が増えていった。常にポジティブな発想で元気をもらえる、そんな存在の込山さん。

 

◆企業プロフィール

Lighthouse http://www.us-lighthouse.com/

1989年に創立して以来、日系コミュニティーを支援し、年間発行部数150万部以上の日本語情報誌を発行している。アメリカ・ロサンゼルスを中心に、信頼とクオリティの高いデータベースと人脈を築いている。「豊かで安心して暮らせる日系社会を創ること」、「ひとりでも多くの海外移住や海外進出をサポートすること」を使命とし、地元に根ざした事業を展開。2008年現在、全米日本語プリントメディアの中で最高部数(ロサンゼルス版5万部・サンディエゴ版1万部、月2回発行、月間合計12万部)の媒体を誇る情報誌へと成長している。

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◆海外で働くためにはまず行動力

日本の中だけで過ごしていると、出身地の地元か大都市に出るかの選択しかなかったり、日常出会う人の範囲も狭かったり、また職業を選ぶときの知識や情報も限られているように思います。自分自身もそんな若者の一人でしたが、それでもとにかくアメリカに住んでみたいという一心でロサンゼルスに来ました。英語も話せず、お金もなくて、知り合いもコネもない。そのうえ不器用なので失敗の連続(笑)。でも苦労を感じたことはありません。

海外で働くために1番大切なことは行動力。海外で何かをしようと思うと、そのうち待っていたら誰かがしてくれるということは期待できません。自分も振り返ると、こうしようと自分で決めて動く、期限を決めて実行する、明日に持ち越すのではなく今決断する、といったことをしてきました。逆に言うと、自分がやらざるを得ないから、なんでも自分でするようになった。自分で決めてこちらに来たから言い訳もできないので、とにかく努力せざるを得ない環境でしたからね。技術や知識も大事だけど、それ以上に必要なのは行動力だと思います。

 

◆企業研修では自分から働きかける

ライトハウスはロサンゼルス、サンディエゴを中心に日本語情報誌を発行していますが、今年で創業20年目になります。会社として目指していることは、一人でも多くの日本人が海外に飛び出して活躍できるような世の中を作りたいということ。自分も最初やり方がわからず困ったり、失敗したりしましたが、そういった苦労を最小限にできればいいですね。情報を通じて暮らしやビジネスのノウハウを伝え、生活に潤いを与え、記事を読んだ人に夢や希望を提供しようという編集方針で本作りをしています。

企業研修は、将来のことを考えたり海外で働くきっかけになればといいなと思っています。仕事の一つ一つは校正だったりバックナンバーの整理だったり、単純作業も多いですが、社員がどんな動きをしているか、社内で飛び交う記事のテーマや情報をウォッチすることで、海外生活にはどんなことが大切なのかを感じてほしいですね。

ただ、自分から働きかけなければ得られることは少ないと思います。短い研修の間でも、自分にも何か貢献できることはないか、とアンテナを張っている人には、「じゃあ一緒に取材行ってみる?」「撮影のアシスタントしてみて」と、色々体験するチャンスが回ってくる。待っているお客さんのような人には、手取り足取り教えてもらえない。逆に言うと、研修を通じて自分から行動し、周りを見渡して気を回せる力を付けてほしいと思います。それにはいろいろなことを学ぼうとする謙虚な姿勢が必要ですね。

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◆チャンスが平等の国アメリカ

若い頃に日本を飛び出してアメリカに来ましたが、今とても恵まれていると感じています。日本だと「こうでなくてはダメ」という限られた価値基準を押し付けられたり、変なしがらみも多い。「●●せねばならない」と言われるのが昔から嫌いなんですが、アメリカでは色々な考え方、やり方が受け入れられる環境があります。もちろんアメリカ人と同じだけのことをするには何倍も努力しないといけないけど、がんばっている人にはその努力を認めて応援してくれるし、一度失敗しても、何度でも敗者復活戦が利く。もともとは移民してきた人たちでできた国だから、何かを乗り越えようとする人には手を差し伸べてくれるんですね。

あと、どこの国の出身者であっても、仕事のクオリティや成果で評価してもらえる。日本だと大手の系列でないと仕事がもらえなかったり、誰かの紹介やコネがないと門前払いされることも多い。アメリカでは、初めて銀行と取引するのに直接アクセスして、決算書の内容や支払いの実績がきっちりしていたら、ちゃんとお金を貸してくれる。コンペで製品の質がよかったら、どの国籍の小さな会社であっても採用してもらえるチャンスがある。ビジネスの機会がとてもフェアだと感じます。

 

◆一度きりの人生を悔いのないものに

アメリカでがんばっている人は、留学してそのままこちらで就職した人もいれば、一度日本で社会人経験を積んでから渡米した人、駐在員からそのまま残って起業した人などさまざまなで、中には30代、40代から渡米した人もいます。何歳までに何をしなければいけない、という固定の価値基準はなく、気持ちさえあればいつからでもチャレンジできます。

人生は一度切りのもの。「もう遅い」とか「今さら」とか「若いくせに」ということはありません。体験を積むことで見える世界があります。ぜひ悔いのないよう、いろいろなことにチャレンジしていってほしいと思います。

 

◆研修業務

編集部:記事用の取材テープ起こし、ワード、バックナンバー資料作成、編集、記載プルーフの電話確認。(若干会話が必要なこともあり。)希望があれば、取材/撮影の同行も可能(アシスタント)。

デザイン部:簡単な編集デザインの赤字修正、広告の一部修正、マップの作成など。

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