
President 増田 エミ(ますだ えみ)さん
香川県高松市出身。小さな町が窮屈に感じた反動は、広いあこがれの国アメリカ。いつか絶対行くと決意して広告や出版の仕事でお金を貯め、24歳の頃初渡米。6ヶ月間アメリカ旅行を満喫して帰国した後も渡米の夢を捨てきれず、アパレル雑誌社の門戸を叩き、1年後にファッションレポーターとして29歳で再渡米。その後、ラジオ局を立ち上げ、自ら企画・営業・DJとして数年間LA在住の日本人へニュースの提供を続けた。その後広告代理業をスタートし、広告制作とともに販促グッズのディストリビューターとして総合的なプロモーションを提案。常にポジティブシンキングで、研修生を精神的にもサポートしてくれる人生の先輩という存在の増田さん。
◆企業プロフィール
Kayコミュニケーション http://kaycomm.com/
創立以来、日本語/英語における広告・マーケティングに精通したスタッフを揃え、日系企業を中心とした広告代理、販売促進商品企画・販売を行っている。自社で販促商品発表・販売イベント等を企画・運営することもある。クライアントにきめ細かい「総合マーケティング・インフォメーション」サービスを提供している。市場の見直しをする企業、新製品開発に注力する企業、シェア拡大にさらなる広告投下をかける企業など、多様なクライアントニーズに対応する提案を行う。1996年からは社名入り販売グッズなどの提供にも力を入れている。
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◆相手を思いやりながらの自己主張
こちらに来る研修生は皆さん、きちんとポリシーを持っている人が多いですね。たとえ自ら消極的だと思っている人でも、「自分の殻を破るために来た」というように、何かしらそれを打開したいと思っている。でも最初の頃はとても緊張していて表情も硬いのね。まったく知らない所に来て、初めて知り合ったアメリカ人の家にホームステイして、そりゃ無理もないですよね。でも、数週間を一緒に過ごして最後に送別会をすると、いつも涙涙のお別れになるんです。短くても仕事通じてのチームワークが生まれるし、また本人もいろいろな経験を通して「自分もやれるんだ」という自信につながるのだと思います。
海外では特に自己主張をすることが求められますが、それは単に思っていることを言うのではなく「相手のことを考えて主張する」こと。研修の間は、なるべく社内ミーティングに入ってもらうようにして、そこで社員がどういう仕事をどう連携してやり取りしているかを見てもらいます。展示会のお手伝いでは研修生にもテンポラリーの名刺も作り、お客様の前でも恥ずかしくない受け答えをしっかり学んでもらいます。社会人には当たり前の経験ですが、そういったことからも色々な発見をしてもらえるようです。
◆何事にもベストを尽くす姿勢が大切
アメリカに限らずですが、これからグローバルな世の中で仕事をしていくのに必要なことは、英語が話せるということよりも、何でもいいからやってみようという精神や、何でも吸収して学ぼうという姿勢。それがすべての力、原動力なんだと思います。何事にもベストを尽くそうとする考え方を持っていれば、どこの国のどんな仕事でもやっていけるのではないでしょうか。
「アメリカ人は権利を主張する」とよく言われますが、この言葉は少しネガティブですね。ビジネスをうまくやっていくには、お互いによくなくちゃいけないし、そうなるなら権利を主張する必要ってないんです。その仕事に関わる人がみんなハッピーでなくてはいけないし、それをわかっていることが仕事で成功する秘訣だと思います。うちの会社では、クライアントの販促としてノベルティグッズを提案しますが、取引しているグッズの製造メーカーは全米に4000社あります。日本と比べ物にならないくらい豊富な商品が、安いものから高価なものまで様々ですが、カタログだけではそれが本当にイメージ通りのものかお客様にはわかりにくい。そこで、毎年2回展示会を主催して、メーカーの商品をお客様が手に取っていただける場を作っています。もう10年くらいやっています。メーカー側もお客様の声を直接聞けることで、新たな商品企画につながり、お客様からも返品が激減するなど、双方にとってハッピーな結果が生まれるのです。

◆自分の目で見てたくさんのことを吸収してほしい
アメリカで仕事をするには英語のハンディがありますが、思った通りに何でもできる環境だと思います。だって外国人の私たちでも簡単に会社を作れて、機会が平等に与えられているのです。それと、日本では立場や競争の問題で、決して会えないような人にたくさん会い、多くの刺激や影響を受けたことは間違いありません。
それとアメリカ人と仕事をする時も、気配りや相手を思いやる気持ちは大切です。日本でも大切にされているこの姿勢は、国境を越えるんじゃないかな。
インターン研修は長いようで短い期間に思えると思います。だから英語が目に見えて上達するかどうかというよりも、できるだけ色々なものに興味を持って、自分から探して、自分の足で歩いてみて、たくさんのことを吸収していってほしいと思います。
◆研修内容
英語、日本を使った一般マーケティングリサーチ、イベントコーディネート、広告デザイン・ロゴ作成、メディアリサーチとメディアプランニング、コマーシャル製作をする際のアシスタント。
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