
大学4年生
井上 真由美(いのうえ まゆみ)さん <参加期間:4週間>
私は現在大学4年生で今年4月1日の証券会社に入社が決まっています。最後のお休みを単なる卒業旅行ではなく研修旅行に費やしたいと思ってました。大学でマーケティング(小売業界や百貨店)を専攻していたという理由と、将来個人的に輸入ビジネスをしてみたいという理由で、アメリカのマーケティング会社でのインターンが役に立つと思い参加しました。大学で専攻してきたマーケティングの学問や、今回のアメリカでのインターン業務や、これからの証券会社での仕事を通して学んだことを全て生かして、個人的におもしろい新しいビジネスをできたらと思っています。そのような目的を持って今回マーケティング会社でインターンをさせていただきました。
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◆ 企業インターン参加のきっかけは?
今回の目的は英語の勉強2、3割、企業インターン7、8割。いつか日本とアメリカの架け橋となるようなビジネスをしたいと思っていました。LAはビジネスの本場。半年前に、ロサンゼルスで日本の大学生が集まってビジネスワークショップをしながらビジネスを学ぼう!という広告を目にしましたが、それはどうもビジネスゲームの印象がありました。社会人になる前という事もあり、ゲームよりも実践的なインターンプログラムに惹かれました。それにロサンゼルスは人種のサラダボールで常に新しいものを受け入れる傾向があると思います。その地で社会人になる前にインターンをして、その衝撃、感激、社会人になる前の初心を、今後忘れないように、という思いできました。
◆ 1日のスケジュール
8:00 起床。シャワーを浴びて、時間がないのでバナナ1本の朝食。
9:00 家を出る
9:15 バスに乗る
9:30~16:30 勤務。お昼時間はまちまちだが、12時頃から1時間の昼休み。インターン先の方が、ランチにレドンドビーチに連れて行ってくれたりもする。
16:30~ その日によって予定は違うが、NBAの試合を見に行ったり、Del Amoモールの映画館で映画鑑賞、家にまっすぐ帰る時もある。帰るとホストが夕飯をキッチンに立って料理をしているので、その後夕飯を食べる。
夜:パソコンで日本の友達とメールしたり、ホストマザーが一人暮らしなので、夜レドンドビーチまでドライブに連れて行ってもらったりもする。
深夜2:00 就寝
◆ アメリカでの生活
渡米後は予定がない週末はなく、毎週末予定が入り満喫する日々を過ごせました。到着日が同じで空港で知り合ったプログラムの参加者と友達になり、二人でライトハウスのスタッフに相談しながらインターネットでアムトラック(電車)の予約を取って旅行に行ったり、その子のホスト宅でホストに日本食を作ってあげたりしました。メニューは海苔巻き、から揚げ、餃子、焼きそば、冷奴。ほとんど買ってきたもので作りましたがおいしくできました。(笑)
ある週末は、私のホスト宅がアパートだったんですが、アパートの管理人がディズニーランドのチケットをくれて、そのアパート居住者の韓国人留学生と知り合いになり、その留学生5人と私でディズニーランドに行った時もありました。日本人は私一人でしたが、特に緊張はなく楽しい一日でした!
そして以前、私がビジネスに興味があるという事をライトハウスのディレクターに話していたので、ディレクターに野球チームを所持しているエンターテイメント業界の会社セミナーに誘っていただけました。セミナー場所までの短い移動時間中でしたが、ディレクターから前提知識としてその会社のビジネス体系、スポーツビジネスの話を少し伺いました。これまでスポーツビジネスの知識がほとんどなかったので、新鮮でおもしろく刺激的な物に感じられました。そしてちょうどNBAの試合観戦のお話があったので、スポーツビジネスの観点から見てみようと思い行ってみました。
自分自身スポーツはあまりやらないんですけど、スポーツビジネスという視点で試合を見てみると試合がとても面白くなりました。具体的には、試合があったステープルセンターのスポンサーのひとつが三菱自動車でした。三菱自動車はハーフタイムにバスケットコートで太鼓のパフォーマンスをしたんです。アメリカでの日本製自動車のイメージは性能がいいという事なので、太鼓を用いる事により日本の文化をアピールして、太鼓=日本文化=日本車=性質がいい=三菱自動車は素晴らしい!というブランディングの結果を創り出していたんだと思うんです。パフォーマンスは見てても面白かったですし、ビジネスマーケティング的視点から見ても非常に勉強になりました。ただスポーツに留めないで、エンターテイメントを用いて、すべての要素でビジネスに結び付けるという所におもしろさを感じました。
◆ アメリカ生活体験での発見は?
以前、一人でドイツに1ヶ月語学研修で留学していた事があり、その時はホームシックでした。今回ホームシックはまったくありませんでした。その理由は3つあり、
1.日本人がすごく多い。
2.LAは日本人がいても他の人種も沢山いるから、肩の力を抜いて過ごせる。
3.毎日が新しいものの発見だからおもしろい!という理由です。
今回出会った沢山の方から新たな発見、そして刺激を受けました。
まず、企業から派遣されて駐在員として来ている方に初めて会い、様々な形態で渡米している事を知り驚きました。日本での銀行員を辞めてアメリカにきた方(その方も学生の時アメリカに旅行で来て、どうやって又アメリカに来れるかと考えた末に渡米されたとの事)、映像関係を通してアメリカに渡米してもう滞在歴2、30年になる方。みんな思い切った人だなあ、アメリカでの生活を得る為には起業するだけの方法でなく色んな方法があるんだなあ、と思いました。
それに、何かを始めるのに何歳になっても遅くない!いつまででも挑戦できるんだという事を習いました。ホストマザーも現在53歳。2年前から専門学校に通っていて、1ヶ月前に看護婦になるテスト試験を受けたそうです。年齢を気にせず挑戦する気持ちを日本に帰っても忘れたくないです。その気持ちが今回得られた一番の財産です。
また私は来る前、ホームステイの日常会話だったらどうにかなると思ってましたが、ビジネス英語が心配でした。実際来てみたらインターン先は日系企業だったので業務上で英語は使いませんでした。ですが社長が電話で英語を使っているのを見て、「手段の為の英語」なんだなあ、という事を実感しました。
精神的にもドイツのときは一人で行ったので不安でしたが、ライトハウスさんのサポートがあって安心という所もありました。将来LAにまた来たいと思ってます!
◆ インターン先の職場では
インターン先では大きく分けて二つの仕事をさせてもらいました。1つはInputの仕事。ファイリング、翻訳、雑務など事務的な事です。そして私がもうすぐ社会人になるという事で、インターン先の人も私にその練習をさせる為、電話対応をさせてくました。やはり電話は緊張してあわてましたし最後まで苦手でした(笑)。初日は、インターン中はこのような事務的な仕事ばかりさせられるのかなあ、と不安になりました。ですが、二日目にしてもう1つの仕事、 Outputの仕事を与えてくれました。これはポータルサイトのコンテンツを考えていく仕事で、私の仕事はコンテンツのリサーチでした。
1日目はファイリングなどの雑務のみ。2日目からポータルサイトのコンテンツに手がける。特にポータルサイトの方はクリエイティブな仕事なのでやらせていただいて楽しかったです。ですが、地道なファイリングの実務もやらせていただいて、やってよかったと思いました。両方の仕事をやらせてもらって、結果得たものがあったと思います。この作業を通して広告ってこうやって作るんだ、とわかりました。それに、自分自身、やっぱりリサーチやクリエイティブの仕事が好きだという事を再確認させられる、貴重な体験となりました。
◆ インターン後の感想
これから入社する証券会社の中で将来的にIB(investment banking)部門でM&Aのコンサルティングの業務や、ベンチャー企業の株式公開の業務に携わりたいと思ってます。
今回インターンに参加するまでは、IBの中でもM&Aの業務にかかわりたいと思っていました。というのも、ゼミで百貨店業界を扱っていたのですが、日本の百貨店は現在M&Aがここ数年でものすごく行われているのを目の当たりにしてきました。近年M&Aの重要性が増してきているということを踏まえて、将来性があり企業価値を高めることができるこの業務に将来性を感じ関わりたいと思っていました。
しかし、今回インターンに参加したり、これまで日本で関わってきた人たちを見てきて、証券会社のIB部門の中でもベンチャーの株式公開の支援の業務をしたいと思うようになりました。これまで関わってきた人たちが企業を立ち上げてがんばっている姿をみて証券会社の社員として力になれることは何かと考えたことと、将来わたし自身も起業まではするかわかりませんが何か新しいことをしてみたいと思っています。
◆ ひとこと
インターン先では、与えられた仕事だけじゃなく、提案すればもっと面白くなります。そして自分が興味があることを色んな人に話しておくと、何かあると声をかけてもらいやすくなると思います。せっかくアメリカにいるので受身にならず、自分から行動を!
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